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02_img1 インド・アーユルヴェーダ医療の代表的な薬草の一つ。ムクナに含まれるL-ドーパには、やる気や愛情を高める成分(チロシン、フェニルアラニンなど)が含まれており、主に性を神経に関する治療に採用された。また、アーユルヴェーダ医療でもムクナは、うつ病対策やパーキンソン氏病の治療に使用していましたが、近年の研究や症例でもパーキンソン病の患者の症状を改善する効果を持っていることが判明しています。◎ パーキンソン氏病◎ 神経機能の正常化(ドーパミンニューロン)◎ 滋養強壮
データー提供:日本新薬(株)

 

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アメリカンジンセンの歴史は古く、ネイティブ・アメリカン(アメリカ・インディアン)が数百年以上に渡り薬として使用してきました。部族により使われ方が異なっていますが、チェルキー族は疝痛、発作、赤痢、頭痛などに、他の部族は消化促進、食欲増進、腹痛、生理痛を和らげるために使用していました。また、疲労回復、息切れ、咽頭炎などにも使用されていたようです。

中国でも5000年前からジンセンは利用されていましたが、アメリカンジンセンは18世紀に発見されました。ジンセンのなかでも高麗人参とともに特に高価な品種として認知されていたようです。高麗人参は微温性であるのに対し、アメリカンジンセンは涼性で、解熱鎮静作用があるため、ほてりやのぼせなどが見られる場合の滋養強壮には、高麗人参より優れていると言われ、ストレスへの抵抗力、若々しさの維持、バイタリティーの増進と持続性を目的に使用されていました。また、他のニンジン類よりも効果が穏やかで長続きするのも使用されていた理由のようです。今日では、癌治療による疲労軽減、糖尿病、コレステロール、風邪、ストレス、疲労回復、頭脳の活性化などに対する医療的効果が証明されています。含まれる主な成分は、ステロイド系配糖体、サポニン、アセチレン化合物、ステロール、ジンセノイドなどで、その特長的な機能性としては、抗ストレス作用や脳機能改善作用が報告されております。さらに最近、新たな機能として肝機能保護作用や抗肥満作用が報告されています。また、抗糖尿病や抗ウイルス作用を有することなども報告されています。
アメリカ・ウィスコンシン州のジンセン協会が厳選した素材をエキス化した成分アメリカ・ウィスコンシン産のアメリカンジンセンは、味と香りが良く、そして有効性分のギンセノシドの含有量が多いことで世界最高のアメリカンジンセンとして評価を得ています。ウィスコンシン州のジンセン協会が厳選した原料をタマ生化学(株)で製造したエキスを採用しています。

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02_img4 仙茅は、わが国の中国地方以南、ヒガシアジア、オーストラリアなどに広く分布するヒガンバナ科のキンバイザサの根茎です。仙茅の茅という名は葉が茅(カヤ)の葉に似ていることに由来します。
仙はこれを久しく服すると体が軽くなって仙人のようになるからだと宋の時代の開宝本草(九七三年)に記されています。
また、黄色い小花が金色の梅を連想させ、葉の形がササに似ていることから、「金梅笹」という名前があります。古くから中国では仙薬とされていたのですが、実はこれを知ったのはインドからだったのです。インドでは「タラムリ」と称され、強精薬として使われていました。中国に伝来したのは西域の婆羅門僧が玄宗皇帝にこれを用いる方法を教えたのが始まりだといわれています。その効果が人参のようなので「婆羅門参」(効果は高麗人参以上ともいわれている)ともいわれているそうです。仙茅は「温腎壮陽、 寒除湿」の効果があり、主な薬効としては強精、性力を強くし、回春の効が著しいと言われています。足腰の冷えを治し、健脳、視力を強くし、強壮・老化防止、お年寄りの夜間尿、婦人の更年期による諸症状にも応用されています。

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ラフマ(羅布麻/学名:Apocynum venetum)は、中国・タクラマカン砂漠のロプノール湖(羅布泊)一体を原産とする夾竹桃(キョウチクトウ)科の多年草植物です。中国からヨーロッパ、アジアの温帯地域に自生しています。ラフマは繊維質に富んで麻のように用いられてきたことと、原産地が「ロプノール(羅布泊)」であることから『羅布麻(ラフマ)』と命名されました。ラフマの若葉を蒸して乾燥させたものがラフマ茶で、中国では古くから飲用され、日常的に親しまれてきました。別名ヤンロン茶とも呼ばれています。

ホメオバイタルQ-10 EX-Sで採用されているラフマエキスは、常盤植物研究所の開発素材「ベネトロン」で、ラフマエキスの最高素材と言われています。

古くから精神を癒す生薬として知られてきたラフマ、その乾燥葉からエタノール抽出の後、濃縮、乾燥、粉砕などの工程を経て、精製された粉末エキスが「ベネトロン」です。ベネトロンは常盤植物研究所が開発した素材で、ラフマの力をそのままお届けしたいという思いから、学名(Apocynum venetum)にちなんで名付けらた成分素材の名前です。

日本および米国で特許((日本:特許第4629933号/米国:US 6,737,085 B2)を取得していますが、特に米国では、「気分の落ち込み」に対して2001年に特許を取得した、セントジョンズワートに変わるメンタルハーブとして、大きな注目と期待が寄せられ「東洋のセントジョンズワート」とも呼ばれています。

ベネトロンを取り扱う常磐植物化学研究所の千葉工場は、健康食品GMP認定を受けており、万全の体制で品質管理を行い、常に最高のクオリティの「ベネトロン」を提供してくれます。

その豊富なエビデンスから、抗うつ様作用、抗不安様作用、不眠症改善など“心のケア”につながる多くの試験が行われ、その有効性が証明されています。また、月経前症侯群(PMS)の改善効果も報告されています。
大きな効力(セントジョンズワートの33倍)を持つが、薬物相互作用がないので安心・安全
ラフマ葉から抽出されたベネトロン(ラフマ抽出物)は、抗ストレスハーブとして有名なセントジョンズワートに比べても、抗ストレス効果は33倍強く、ストレスマーカーの評価値の低下や、睡眠の質の向上が認められています。 またセントジョンズワートは医薬品との相互作用や光過敏症のような副作用が報告されているが、ベネトロンでは、そのような副作用がない安全性の高い抗ストレス素材であることが証明されています。

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中国原産の落葉高木で、3億年も前から生き続けたイチョウ。ドイツの研究者たちは、生物が絶滅するような気象の激変にも耐えてきたイチョウに、健康に対する生理効果の高い成分が含有されているのではないかと、着目していました。

彼等は、日本の広島や長崎に投下された原子爆弾によって、被爆植物の全てが当分芽をだすことがないと言われていた時に、イチョウの樹が真先に芽を出したことに大変な驚きを覚え、その生命力の強さを研究し、やがて製薬化に成功しました。現在、ドイツやフランスでは医薬品として使用されています。

イチョウ葉エキスで注目されるのは、多彩で効果の高いフラボノイド類と、イチョウ葉だけに含まれるギンコライドという物質です。

特性フラボノイド

フラボノイドには、血管を拡張し動脈硬化を改善したり、神経を鎮め、血糖値を正常化し、ガンの予防などの働きがあります。イチョウ葉に含まれるフラボノイドには、二つのフラボノイドが重なった「二重フラボノイド」が特有の成分として、6種類も含まれています。

その血液循環効果は他のフラボノイドの3倍も高いと言われています。欧米では痴呆など脳血管障害を予防する効果があることが認められています。

特性ギンコライド

ギンコライドは、イチョウ葉エキスだけに含まれている特有の成分ですが、活性酸素の発生を抑制する働きがあります。活性酸素は体内の細胞を酸化させてしまう物質で、これに酸化されて過酸化脂質ができるとその細胞は十分に機能を果たすことができなくなります。血管の細胞に過酸化脂質ができると動脈硬化を起こし、動脈硬化が脳に起きると血液の流れが悪くなり脳血管症の痴呆症になりやすくなります。また、活性酸素はガンの原因にもなっているといわれていますが、活性酸素の発生を抑制するギンコライドはガンの予防薬としても注目されています。心臓病や血管など循環器系、痴呆症などの予防にも期待されている成分です。