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『ラボ(研究室)からの独り言』 自律神経失調症に効くHとL

更新日:2014/10/07

ホメオとレディース、2製品による「複合成分」の相乗効果

このところ、病院で検査しても異常がみつからないのに何となく調子が悪い、手足がふるえる、肩が凝るなどの症状(病院では自律神経失調症と診断)を感じていた方々から、ホメオバイタルQ-10 EX-SとレディースアップEX-Sを併用すると「動悸、めまい、頭痛、下痢、憂鬱感などつらい症状が治り、なんだか身体の調子が良くなった。」と言うコメントを多くいただいています。そこで今回は、自律神経失調症とホメオバイタルQ-10 EX-S、レディース アップ EX-Sの関係を話してみたいと思います。

私達の身体は、気温の変化や精神的ストレスなど外からの刺激に対して、体内の状態を一定に保とうとする働き(ホメオスタシス)があることは今までも度々話してきました。
この働きを担っているのが「自律神経」と言われるもので、内臓や血管の収縮・拡張、ホルモンの分泌など、すべての器官を調整しています。
自律神経失調症とは不規則な生活やストレスではこれらの調整バランスが乱れた時におきる身体の不調のことです。自律神経のバランスが崩れると、さまざまな病状が全身にあらわれます。
肩こりや頭痛、疲労感、めまい、不眠、冷え、下痢や便秘、食欲不振や生理不順などいわゆる自律神経失調症(不定愁訴)といわれるものです。
一度に複数の病状がでたり、日によって病状が違うのが特徴です。

■自律神経の働き
自律神経失調症と言う正式な病名はありませんが、誰でもが知っている不思議な病気です。
この不思議な病気がなぜ、ホメオバイタルQ-10 EX-Sとレディース アップ EX-Sを併食すると自律神経失調症が改善されるのでしょうか。
疑問を解く前に自律神経について簡単にお話しします。自律神経失調症から失調症をとった自律神経は医学用語で、心臓や胃を動かしたり、汗をかいたり自分の意志とは関係なく自動的に働く神経を自律神経と言います。
自律神経には、活動する神経と言われる「交感神経」と休む神経と言われる「副交感神経」という、相反する働きをする神経が同居し、この2つの神経が綱引きをしながら必要に応じて自動的に働きます。
主な働きは、
 (1) 悲しいと涙がでる、驚くと心臓がドキドキするなど精神的な変化から身体の
   反応をあらわす働き(=精神の調整)
 (2) 外部の気温が上がっても体温を一定に保つなど、外部からの刺激に対して
   身体を一定の状態に調整する(=神経の調整)
 (3) ホルモンの分泌を調整する働きがあります。
   女性に自律神経失調症が多くみられるのは排卵・月経・妊娠・更年期などの
   性周期がホルモンと深く関わっているからです。(=内分泌の調整)
 (4) 体内に細菌やウイルスが侵入すると抵抗力をつけたり、発熱した場合に熱を
   下げようとするなど病気の予防や治療のために働く(=免疫の調整)
などです。
ころが、ストレスなどの刺激が長時間続いたりすると、自律神経がそれを排除しようと頑張るあまり、綱引きのバランスが崩れてしまい自律神経失調症をおこすのです。

自律神経の働きを述べましたが、なにか気がつきませんか、ホメオバイタルQ-10 EXの効能が全てあてはまるとは思いませんか。
ホメオバイタルQ-10 EXは 
 (1) 脳神経系(中枢):脳からの命令情報や身体の各器官からの情報を連絡する
   機能
 (2) 分泌系(ホルモン):身体の各器官の機能を保つため脳の指令によって
   ホルモンを分泌させる機能
 (3) 免疫系(抗体):細菌やウイルスから身体を守る機能
をサポートしホメオスタシス(生体内の恒常性維持)の機能を高める作用があります。
だから、自律神経失調症と呼ばれる症状の改善には大きな力を発揮するのです。

■女性ホルモンと自律神経
でも、レディース アップ EXと併食すると効果が著しいのは何故なのでしょう。実は自律神経のバランスをくずす(自律神経失調症)原因にホルモンの変調が大きな影響をあたえているのです。女性は思春期や更年期、出産後などホルモンの変調がおこりますので男性と比べて自律神経失調症の方が多いのです。更年期障害は自律神経失調症の一種です。

大脳の視床下部というところが自律神経(交感神経と副交感神経の働きを支配)をコントロールしています。
女性ホルモンもここでコントロールされます。
思春期や成熟期などは女性ホルモンは活発に分泌されますが、更年期を迎えると卵巣機能が低下しホルモンのバランスが大きく崩れやすくなります。

■ホメオバイタルとレディース アップ
この枯渇した「女性ホルモン」を補えるのがレディース アップ EX-Sなのです。レディース アップ EX-Sには女性ホルモン様作用がある成分(イソフラボンやワイルドヤム)とPMS(月経前症候群)でおこる神経症などに様々な症状に有効と言われているγ(ガンマ)-トコフェロール、そして更年期によく起きる「疑似リウマチ」を改善するといわれているMSM(メチル・スルフォニル・メタン)が処方されており、女性ホルモンの減少に起因する様々な症状を改善するサポートしております。
ホメオバイタルQ-10 EX-Sとレディース アップ EX-Sの併食は、ホメオバイタルQ-10 EX-Sのアメリカンジンセン、ムクナ、ブテアスペルバ(ソフォン)の機能性成分が神経系の保持能力や内分泌系の保持能力を活発化させます。特に、ブテアスペルバには各種ホルモン生成に必要な神経ホルモンDHEA-Sを増加させる作用があり、またムクナには脳の中の神経伝達物質のひとつであるドーパミンになるL-ドーパが処方されていています。
そして女性ホルモン様を多く含んだレディース アップ EX-Sを併用することで女性ホルモンのバランスがコントロールされ、自律神経失調症や更年期障害が改善されるのだと思います。

これも私の複数成分で処方する考えの延長線上にあり、ホメオバイタルQ-10 EX-Sとレディース アップ EX-Sの成分が相乗効果を発揮しているのだと確信しております。
1+1が2ではなく3にも5にもなる結果です。
若い人から40代からの上の女性まで全ての女性に勧めたい2製品です。