更新日:2017/02/20
腸内フローラを整え免疫細胞を増やし花粉症などのアレルギー症状が発症するリスクを抑える
春の訪れとともに多くの人が苦しめられる花粉症。今や日本人の約25%が花粉症といわれ、その患者数は年々増えています。花粉症になると、鼻水は止まらない、くしゃみは止まらない、目はかゆい等、悲惨なことになります。そこで藁をも掴む気持ちでネットやテレビ番組で、予防法や治療法を確かめるのですが、「甜茶が良く効く」、「伝説の果実と言われる”じゃばら”が良い」、「チョコレートやココアを飲食する」、「べにふうき緑茶が効く」、「ヨーグルトを食べる」など色々な情報が交錯し、どれが正しい情報なのかと判断に迷うばかりです。
花粉症の話をすると、「うーん、花粉症って大変そうだけど、私は花粉症じゃないから大丈夫」なんていう人がいます。そういう人たちは、まだ花粉症にかかっていないし、これから先の人生も、自分は花粉症とは縁がないと油断しているのでしょう。
でも、そんな人たちこそ、ある日突然花粉症になるかもしれないんです!
なぜなら、花粉症は、私たちの”ある隙”をついて、突然発症するのでは?といわれているからです。
その”隙”とは「免疫システムがおかしくなったタイミング」。
これまで、花粉症が発症する理由には遺伝的な要素が大きいといわれてきました。しかし最近、花粉症の発症には、身体の「免疫力」の不具合が関係していることが分かってきたんです。
免疫力とは、わたしたちの身体をウイルスや細菌などから守ってくれる力のこと。
この免疫力の高さは人によって異なりますが、免疫力が高い人であっても、身体の”あるトラブル”が原因で免疫システムに異常が生ずると、花粉症になるリスクがグンと上がってしまうんです。
では、そのトラブルとは一体どんなトラブルなのでしょうか・・・?
「トラブルとは、何ぞや」の前に、まずは、免疫力について少しお話しします。免疫力とは、私たちの身体の中にある「免疫」という防御システムの強さを指します。
私たちの身体は、ウイルスや細菌などから身を守る免疫という防御システムに守られています。その防御システムは、私たちの体の中にウイルスなどの異物が侵入したとき、その異物を”敵”とみなし、その敵を攻撃するための物質「抗体」を作ります。
そして、その抗体が敵に”対抗”してくれるからこそ、私たちは病気にかかりにくくなっているんです。
ところが、私たちの免疫システムが何らかの原因で誤作動すると、この抗体が正しく作られないことがあります。
正しく作られなかった抗体は、混乱状態となってしまい、色々なものを攻撃し始めます。その結果、無害なものまで「こいつは有害だ!」と判断して、攻撃してしまうのです。それを「アレルギー反応」と呼びます。
抗体は、何かを攻撃するとき、身体の中にある色々な武器を使います。例えば”鼻水”や”くしゃみ”や”涙”などは、抗体が使う武器なんです。
鼻から侵入しようとする異物があれば、鼻水を溢れさせて攻撃したり、くしゃみを起こさせて風の力で攻撃したり、目から侵入しようとする異物には、涙を流させて攻撃したり・・・。
これって何かに似てますよね・・・?そうです、花粉症の症状です!
実は花粉症とは、私たちの免疫システムの誤作動によって生まれた抗体が、本来は何の害もないはずの花粉を攻撃対象と誤解して、鼻水やくしゃみや涙で応戦している状態を指します・・・!
この抗体は、「IgE抗体(アイジーイーこうたい)」と呼ばれます。
免疫システムが誤作動を起こすと、身体が花粉を敵だと判断し始めます。
すると、白血球の一種であり、免疫機能を担当する血液細胞である「リンパ球」が「IgE抗体」という抗体を作ります。
ただ、攻撃を仕掛けるといっても、IgE抗体が直接攻撃するわけではありません。自分の周りにいる脂肪細胞に「ヒスタミン」という物質を分泌するよう命令するのです。なぜなら、くしゃみや鼻水を引き起こすためには、このヒスタミンという物質が必要だからです。
ちなみに、花粉症で使用される薬でも「くしゃみ・鼻水型」には抗ヒスタミン薬が処方され、「鼻閉型(鼻づまり)」には抗ロイコトリエン薬が処方されます。
そもそも、なぜ、免疫システムは誤動作を起こしてしまうのでしょうか?
その後動作の原因こそが、私たちの免疫力の低下なんです!
私たちの免疫力は、さまざまな理由で低下します。その理由のうち、最近注目されているのが、腸内環境の悪化によるものです。
私たちの免疫力を司る細胞を「免疫細胞」といいます。実はその免疫細胞の7割は、私たちの腸の中で作られているのです。
さらには、腸の中で生まれた免疫細胞は、腸の中にいるたくさんの細菌たちによって、強くたくましい免疫細胞になるよう、鍛えられることになります。
免疫細胞を鍛えるのは、「腸内細菌」と呼ばれる腸に棲みついた「菌」のことで、NK細胞をはじめとした免疫細胞を鍛えてくれているんです。いわば、免疫細胞が強くなるためのトレーニング相手。
そのトレーニングとは、身体の中にいるほかの菌と闘うための模擬戦のようなもので、トレーニングをクリアした免疫細胞だけが、身体の中をパトロールできるようになるんですね。
ちなみに、私たちの腸の中には、なんと約100兆個の細菌が棲みついているといわれています。それら細菌がつくる寝床(集落)はとても美しく、ギリシャ神話の花の女神の名称をとって、「腸内フローラ」と呼ばれているんです。
この腸内フローラの中で、免疫細胞はたくさんの細菌にトレーニングをしてもらっています。
ただ、この腸内フローラの中が乱れてしまうと、免疫細胞がうまくトレーニングを受けられず、何をしたらいいのか分からずに混乱してしまうようになるんです。それがいわゆる免疫システムの誤作動です。
つまり、免疫システムの誤作動を防ぐためには、腸内フローラ環境が乱れないようにする必要があります。
腸内フローラの環境を整えるためには、腸内細菌を増やすことが大切です。たとえば、ビフィズス菌が入った飲料や乳酸菌飲料を飲んだり、発酵食品を食べることで、腸内細菌は増やすことができます。
花粉症の症状が出るメカニズムは、IgE抗体が花粉症を敵と誤解して、くしゃみや鼻水の原因となるヒスタミンを分泌することでしたよね。
乳酸菌は、このIgE抗体がつくられるのを抑える効果があります。
腸内環境の悪化とは、すなわち、「腸内フローラ」と呼ばれる腸内細菌の寝床にトラブルが起こることです。
実は腸内フローラの中には、花粉症などのアレルギー症状を抑えてくれる免疫細胞が棲んでいます。
その細胞は、「Tレグ細胞(制御性T細胞)」と呼ばれ、暴走した免疫細胞を抑える細胞として今注目されています。
研究の結果、このTレグ細胞は、腸内環境が正常であれば増える一方で、腸内環境が悪化すると活動が鈍くなって減少することが分かりました。その結果、花粉症などのアレルギー症状が発症するリスクが上がってしまうんです。
では、このTレグ細胞をうまくコントロールするにはどうすればいいのでしょうか?その答えはズバリ、腸内環境にトラブルが起こらないよう、腸内を整えることです。
トラブルとは、腸内環境が悪化し、免疫細胞をコントロールできない状態のことです。
私たちの免疫システムは、腸内環境の悪化により不具合を起こすとお話ししました。そして、腸内環境の悪化とは、すなわち、「腸内フローラ」と呼ばれる腸内細菌の寝床にトラブルが起こることとお話しし、Tレグ細胞をうまくコントロールすることが、アレルギー症状を抑えることだともお話ししました。
これって、ビオフローラEX-Sで解決することですよね。全てとは言いませんが、腸内環境の悪化を防ぎ、免疫細胞のバランスを改善し、苦しいアレルギーの症状を軽減することは、最強・最高の乳酸菌サプリメントの「ビオフローラEX-S」ができることです。
腸内に存在する善玉菌は全体の20%であると言われています。この割合を維持できれば、いくつになっても元気で若々しくいることは決して夢ではありません。「20%を維持するくらいなら簡単そう」とも思えますが、残念なことに善玉菌は年齢とともに減少・・・。悪玉菌が優勢になりやすい腸内環境へと変化していくのです。例えば、赤ちゃんの腸内細菌は99%がビフィズス菌で締められていますが、成人では約10%、60歳以上ではなんと1%以下になってしまうといわれています。
腸内環境の悪化はさまざまな不調の原因に。そのため、腸内で善玉菌として働く乳酸菌やビフィズス菌を普段から意識的に摂ることが大切ですが、乳酸菌はただ単に摂ればいいわけではありません。乳酸菌の種類によっては届く部位が限られています。そのため、同じ種類の乳酸菌ばかりを摂り続けていても、腸全体をケアするまでには至りません。複数の乳酸菌をバランスよく補う事が大切なのです。
ビオフローラEX-Sは、一包に有胞子乳酸菌や乳酸菌酵母分泌物のほかにオリゴ糖、難消化性デキストリンなどが詰まっているので、効率よく善玉菌を摂取できます。
ビオフローラEX-Sは、腸内の環境を整え健康を促進する三つのプラン、「プロバイオティクス」、「プレバイオティクス」、「バイオジェニクス」を融合させ、そのカテゴリーに含まれる成分(菌も)を複合的に処方した製品です。
「プロバイオティクス」素材に「プレバイオティクス」素材を加えた製品は多くあるのですが、これに「バイオジェニクス」素材を加えた製品は、ビオフローラEX-S以外あまり見かけません。
ビオフローラEX-Sのプロバイオティクス成分は有胞子性乳酸菌(中山菌/ラクリス菌)を採用し、プレバイオティクス成分として、ビフィズス菌のエサになる乳果オリゴ糖や血糖の上昇を抑える難消化性デキストリンを配合しています。
プレバイオティクスは、有用菌、つまり善玉菌の栄養となる食品の事です。腸で分解吸収されずに善玉菌の栄養源となりその増殖を助ける働きをします。
オリゴ糖や食物繊維の一部が今のところその働きを認められています。
バイオジェニクスは、直接、あるいは腸内フローラを介して生体調整や疾病予防・回復などに働く食品成分。乳酸菌発酵生産物もこれに該当します。ビオフローラEX-Sの、バイオジェニクスプランはこれに小牧原液(乳酸菌酵母分泌物)を使用したことが、大きな特長です。
乳酸菌にはいくつかの種類があり、さらにその特徴によって菌株まで細かく分類されています。小牧原液(乳酸菌酵母分泌物)に含まれる16種類の乳酸菌のうち、「ラクスバチルス・アシドフィルス」という乳酸菌は、免疫バランスを改善することによってアレルギー症状を改善することを証明する試験が行われています。その試験では、花粉症の人に対するスギ花粉の影響を摂取前後で比べたところ、『眼のかゆみ』と『鼻のむずがゆさ』が接種によって軽減されることが確認されました。
小牧原液に含まれる40種類の善玉菌(16種類の乳酸菌と24種類の酵母菌の培養上キス)を腸内に送り込むことによって、免疫システムを向上、改善することができるのです。
ビオフローラEX-Sには腸内の善玉菌を増やすために必要な成分が特異な形で配合されているのがお解かりいただけましたか。
まだこの他にも、緑茶エキス(腸内のデトックスを促進)、ブドウ種子エキス(強い抗酸化作用を持ち、老化防止に効果)など腸内の環境を整える成分を配合しています。また、腸から栄養分が送られる血管そのものに有効であると言われているコラーゲンやクエン酸、ビタミンCなどを配合しました。
腸内環境を整える三つのプランの融合にこだわり、小牧博士が行った臨床例の中で、特に効果が高かった5乗効果(小牧原液+サチヴァミン複合体+有胞子性乳酸菌+コラーゲンなど5つの成分を配合した相乗効果)を継承した複合タイプの製品です。
その効果を最大限に期待できるように処方されたビオフローラEX-Sが腸内フローラを改善し、花粉症を改善します。今日からでも効率よく積極的にビオフローラEX-Sを摂取して、花粉症に負けないためのカラダづくりをしていきましょう。