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芦原紀昭医師の『臨床の現場から』 熱中症。最高の“予防薬”はマルチビタミン

更新日:2013/07/23

怖い熱中症にかからないためのヒケツは水とマルチビタミンと
今年ももうすぐ夏本番。気象庁の予想では、今年も猛暑日が続くような予想ですが、どうなることやら‥‥‥。この季節にまず気をつけなければならない健康上の問題といえば「熱中症」です。「車内に残された子どもが熱中症で重体」、「海辺でバーベキューをしていた会社員が熱中症で倒れた」などのニュースが多く流れるように、熱中症に罹患する人は年々増加しているとか。そこで今回は「熱中症対策のヒケツ」をお話します。

熱中症とは高温多湿の環境において生じる適応障害のことを言います。人間は、体温を調節するメカニズムを持っていますが、熱中症は、この機能がコントロールを失い、体温がぐんぐん上昇することによって起こります。
症状別に熱疲労や熱失神、熱けいれん、熱射病などに分類され、最悪の場合は死にいたるほどの恐ろしいものです。また、炎天下ばかりでなく、室内で起こることもあります。高齢者が家の中で熱中症になって倒れているのを発見されるというケースも少なくありません。
熱中症の症状は様々で、頭痛やめまい、吐き気などを引き起こします。また、重度になるとけいれんや意識障害を引き起こします。では、熱中症にならないためにはどのようなことを心掛ければよいのでしょうか。
ウイズのメンバーでしたら、簡単に「熱中症対策」ができます。それはマルチビタミン&ミネラルプラスEX-Sを摂り「潜在性微量栄養素欠乏症」に陥らないようすることです。その理由を次に紹介いたします。

なぜ、マルチビタミン&ミネラルプラスEX-Sを摂ると良いのか‥‥‥‥。夏場は、冷たいジュースやビール、アイスクリーム、そうめんなどの炭水化物を摂り知らず知らずのうちに糖分過剰になっています。糖分を分解する際に、体内では沢山のビタミンが消耗されています。汗からどんどん流れ出て、体内でも消耗するとなるとこれでは慢性的な栄養不足に。また、大量の汗とともにナトリウムやカリウム、マグネシウムといった大切なミネラルが流れ出てしまいます。
この失ってしまうビタミンやミネラルを上手に補給してくれるのがマルチビタミン&ミネラルプラスEX-Sです。熱中症予防に効果のある成分を簡単に紹介すると

■ビタミンB群:
ビタミンB群は疲労回復を助けます。熱中症になったら、体力回復のために栄養補給することも大切です。栄養素からエネルギーを産み出す代謝(TCAサイクル)の助けになるのは、ビタミンB1やB2、B6などのビタミンB群です。なかでもエネルギー源となる炭水化物の分解・吸収に欠かせないビタミンB1は、特に大切です。体が疲れて、食欲不振、倦怠感などの症状が発症すると、熱中症になりやすくなります。さらにビタミンB5(パントテン酸)は暑さのストレスから消耗しやすくなりますし、B6はたんぱく質やアミノ酸の代謝を促進し体調を維持します。

■マグネシウム:
エネルギーミネラルとも呼ばれ、糖をエネルギーに換える時に必要になる成分で、体内の約300種類の酵素の働きに関わっています。とっても消耗しやすく、特に夏場は汗とともにどんどん身体から出でしまいます。夏バテ防止には欠かせない栄養素です。また、マグネシウムが適量細胞内にあるとナトリウムとカリウムの細胞内外バランスを整えてくれます。

■カリウム:
カリウムが失われると細胞内が脱水症状を引き起こします。こうなると、熱中症発症後の臓器の機能障害の原因となります。

熱中症を予防して夏を元気に乗り越えるためのポイントとして、1.水分補給を忘れないこと。2.食事の内容が偏らないように(特に糖分過剰にならないよう)気をつけること。3.不足しがちな「ビタミン・ミネラル」をマルチビタミン&ミネラルプラスEX-Sで効果的に補給すること。
特にマルチビタミン&ミネラルプラスEX-Sは、25種類のビタミン・ミネラルの他に、肝臓をケアする3つのメディカルハーブが配合されています。この夏の猛暑もこれさえあれば元気に乗り切れます。