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『ラボ(研究室)からの独り言』 メディカルハーブを極めた製品

更新日:2014/02/05

健康の維持増進、疾病の予防、治療などが期待できるウイズのサプリ
今年は午年(うまどし)。午年といえば、私の頭に思い浮かぶのは「アシュワガンダ」です。アシュワガンダはサンスクリット(インドの古典語)で馬という意味を持ち、摂取すると馬のような力を得ることができるということからこの名前がついたといわれています。昨年、メディカルハーブでありながら、その効能が認められて医薬品成分に登録された成分です。

ウイズの製品には同じような効果を持つメディカルハーブが多く採用されています。そこで、今年最初の話は、ウイズ製品の根幹をなすメディカルハーブについてお話します。

健康の維持増進、疾病の予防などで用いられるほどの効能効果を持つ植物

アメリカンジンセン、ムクナ、ブテアスペルバ、ラフマ、イチョウ葉、イソフラボン、ワイルドヤム、シリマリン、アンフィス、ウコン、これらはウイズの製品に 使用されているメディカルハーブの名前です。皆さんがハーブティーとして香りを楽しんだり、お料理のスパイスとして利用するなど嗜好品として認知されているハーブとはちょっと違った名前が並んでいると思います。

メディカルハーブは、一般的な嗜好品としてのハーブとはちょっと異なります。メディカルハーブは、健康の維持増進、疾病の予防、治療などで用いられ、効果・ 効能を有する植物(ハーブ)のことをさします。乱暴な言い方ですが、一言でいうと「薬効のある植物」つまり「薬草」のことです。

メディカルハーブは何世紀にも亘り、世界各国でその地域特有の薬草を使った独自の自然療法で育まれてきました。今もなお中国漢方、インドのアーユルヴェーダなど薬草を使った多くの伝統医学が大切に継承されています。

科学的根拠を求める近代医学と比べ、これらの自然療法は軽視されがちですが、医薬品の原材料の四分の一が植物由来のものであるということやメディカルハーブ の中に含まれる有効成分のみを取り出し、人工的に合成することで医薬品が生まれたという事実から、現代ではメディカルハーブのチカラを否定することはできなくなってきています。

WHOの報告よると世界各地の多くの人が医療の方法としてメディカルハーブやハーブを利用しているとのことです。世界の医療現場でも、一次医療として80%はメディカルハーブやハーブが使用されているとの報告もあります。

フランスやドイツの医師の70%は患者にメディカルハーブやハーブを処方していると聞きます。最近では、日本でもメディカルハーブやハーブを使用しているというレポートも多くなりました。

メディカルハーブに対しての関心の高まりを受けて、近年では「なぜ効くのか」を解明するための機関が設立され、その科学的根拠の研究がすすめられています。 ウイズ製品に原材料を提供してくれる、薬剤メーカーや原料メーカーなども各々が研究機関を持ち、そのデータや研究結果を私やウイズ(株)に提供してくれます。

メディカルハーブの中にはもちろん医薬品と同様に即効性があるものも多くありますが、医薬品との違いは、医薬品が顕在化した特定症状の治療を対象とする単一 成分であるのに対し、メディカルハーブは多くの有効成分がバランスよく含まれているため全身に対してのアプローチにも有効であるという点です。

お薬には、この病気にはこのお薬という関係、例えば熱があれば、この解熱剤という1対1の関係がありますが、メディカルハーブには1つのメディカルハーブに多様性があるのが特徴です。またメディカルハーブは、私達が本来持っている自己治癒力と自己調整機能に働きかけ、これらを活性化してくれます。

現代社会の過剰なまでのストレスによっておこる心身症や、生活習慣や食生活の乱れからくる生活習慣病には、メディカルハーブが非常に有効であることが解明され注目と期待が集まっているのが現状です。

健医薬品とメディカルハーブを処方したサプリメントの違い

よく、サプリメント(メディカルハーブを含有する)を摂って、性急に効果を求める人がいますが、それであれば医薬品の方を薦めます。

メディカルハーブに即効性があればそれは医薬品になるということを理解し、長期的に継続的に良い結果を得られるというメディカルハーブの効果を大事にしてほしいと思います。

私は、医薬品メーカーに在籍した経験もありますので、医薬品の良さも十分分かっています。
その上で、医薬品とメディカルハーブとのつきあい方を3段階位に分けて考えると良いと思います。

第一段階は通常医療。メディカルハーブより医薬品のほうが圧倒的に効果があるし、効き目も速いと思います。医薬品を使った方が患者の容態が安定するため、基本的には医薬品で対応します。医薬品を使用するチャンスを決して奪ってはいけないと思います。

第二段階として、症状に応じて極力医薬品を減らしていく。

例えば、高血圧や不眠などの症状では医薬品が手放せなくなることが多くあります。しかし、それはいつか必ず副作用を生みます。

減薬のためにメディカルハーブを処方したウイズのサプリメントが使えるのであれば、調整的に差し込んでいくことが望ましいと思います。最終の第三段階とし て、症状が完治したらその症状を安定させ予防の状態を定着させるために、日常的に摂取できるウイズのサプリメントをお薦めします。

更に、予防という観点から言うならば、健康なうちからメディカルハーブを処方したウイズのクリニカルサプリメントを摂ることを強くお薦めします。

例えば、喘息の持病を抱えている人がいたとします。吸入ステロイドは効果的ではあるが、疲労、天候、ストレス、睡眠不足、女性であれば妊娠や生理など、日常 のちょっとしたことがきっかけで喘息の発作が起こり、症状を悪化させたりします。これらの「ちょっとしたきっかけ」という部分は、医薬品では対応できない のです。これは、西洋医学の弱点で、その「ちょっとしたきっかけ」が、病気ではないからです。こうしたことにクリニカルサプリメントは効果を発揮します。 人によってはすごく効果があります。また、効果をあまり感じない人もいるとおもいますが、ただ、ひどくなる人はいません。

完璧ではない医薬品に頼らず、「めざせ!健康快適生活」を目標に、メディカルハーブを使用したサプリメントをできるだけ取り入れることが、日常を快適に過ごし、持病を悪化させず、症状を抑える秘訣であると思います。

メディカルハーブ、最大の利点は「異病同治」。この利点を最大限に活かしました。
メディカルハーブの最大の利点は「異病同治」です。「異病同治」とは胃潰瘍、不眠症、高血圧と複数の症状に悩む患者にも一つのメディカルハーブで効果を発揮 するという意味です。例えば、糖尿病で悩む方が、アメリカンジンセンを摂取することで複数の症状が同時に緩和することも珍しくありません。

一方、医薬品は一つの症状には一つから複数の医薬品でアプローチします。糖尿病の患者さんには血糖値を下げる薬、血圧を下げる薬、血中のコレステロールを下げる薬、果ては胃薬まで入れ6〜7種類の薬で対応します。また、一つの病気には一つの治療方法で、そして診療科目も異なるケースがあります。

生活習慣病などのように多くの不調の原因がストレスや運動不足、食習慣の乱れであるため、こういうところに根本的にアプローチできる医薬品はありません。

私は、メディカルハーブの最大の利点「異病同治」を更に活かすために、ひとつの製品にメディカルハーブを複数処方しています。

例えばホメオバイタルQ-10 EX-Sには、アメリカンジンセン、ムクナ、ソフォン(ブテアスペルバ)、キンバイザサ、ラフマ、イチョウ葉など6種類のメディカルハーブを処方しました。一つのメディカルハーブで複数の不調や病状を緩和する事と人間の身体には個体差があって皆が同じ成分で同じ結果を得られるとは限りません。そこで、生まれたのが複合処方なのです。

ホメオバイタルQ-10 EX-Sには、アメリカンジンセン、ラフマなど健脳作用がある成分5種類が含まれています。特に脳への作用では、ヨーロッパでは医薬品としても使用されているイチョウ葉エキスが知られていますが、このイチョウ葉エキスは活性酸素を除去、脳の血流を良くし、脳機能の低下に対し効果を発揮するといわれています。

また、同じような健脳作用を果たすソフォンも処方しています。ソフォンは神経細胞であるニューロンの分化を促進するという全く別の方法で脳機能を改善・活性することが期待されている成分です。同じ健脳作用を持つ成分の5種類が、各々、肝機能保護、抗肥満、抗糖尿病、抗ウイルス、老化防止、強壮・強精、抗うつ・抗不安、不眠改善、更年期症状の改善、PMSの緩和、高血圧改善、血糖値抑制、免疫機能低下改善、脂質代謝改善などの作用を持つことで、複数の症状を同時に緩和させ、更に健康力を高めるます。

また、マルチビタミン アンド ミネラル プラス EX-Sに 処方されている、シリマリン、アンフィス、ウコンは、各々が肝臓をケアするメディカルハーブです。シリマリンは、ドイツでは肝炎や肝硬変などの肝機能障害 の医薬品としても認可されており、アンフィスは肝臓の解毒作用を活発にし、ウコンは同じく解毒作用を持つとともに胆汁の分泌を促し、肝臓障害を改善・予防 し、機能強化を図ります。

同じ肝臓のケアをするメディカルハーブで、肝臓障害予防・肝機能改善・肝臓保護を図りますが、その他に各々が抗酸化作用、アンチエイジング、アレルギーの改 善(花粉症、鼻水、かゆみ)、動脈硬化予防、発ガン予防、殺菌作用、胃粘膜障害の改善などの作用を持ち、誰が摂取しても一つの製品(複数のメディカルハー ブが処方されている製品)で、複数の不調や病状を緩和することができるように処方されています。
−−−−−これが、私のメディカルハーブなのです。

副作用がなく継続利用もでき、それをきっかけに生活習慣や生活意識が変わるようなメディカルハーブは特効薬にはならなくても、現代病の多くに非常に有効だと思って処方したのがウイズの製品です。

ウイズの製品が、毎日を健康で快適に暮らすためのアイテムとしては確実に有効であることは事実です。今の健康を維持したいという人ほど、積極的にメディカルハーブが処方されているウイズのクリニカルサプリメントを摂り入れ、健康維持に役立てて欲しいと思います。