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芦原紀昭医師の『臨床の現場から』 代替医療の場で活躍するウイズの製品

更新日:2014/10/16

西洋医学では改善できない病状を治してくれたサプリメント

近頃、サプリメントの安全性やエビデンス研究が進み、疾病予防や具体的な治療を目的として、サプリメントが広く使われるようになってきました。代替医療を実践している私は、ウイズのクリニカル・サプリメント使用し、12年間治療を行ってきました。多くの患者さんが西洋医学では解決できない“もやもや感”を払拭し、元気に社会生活に戻って行かれました。今回は、医療業界におけるサプリメントの役割を話してみたいと思います。

私は、西洋医学を学び、さらに代替医療を学ぶ経過で、東洋医学、伝統医療、統合医療などを学びました。
何故、代替医療を自分の治療に取り入れるようになったかは、クリニックに来られる患者さんを治療していると同じような症状が改善しない患者さんがたくさん訪ねてくるんです。
西洋医学の治療だけでは治せないことがあることを、痛感させられました。
肥満、高血圧、うつや不眠など、いま多くの方が悩んでいる問題は、何かしら現代の“生活”に起因することから現代病と呼ばれます。
その起因している“何かしら”を取り除かないと本当の治療にはならないと感じたのですが、西洋医学では原因が分からないまま、病名だけを告げます。
一つの病気に対して一つの薬を処方するのが基本なので、糖尿病と高血圧と、膝の痛みと・・・と病気が複数になると、それだけたくさんの薬を提供します。これでは本当の治療にはなりません。

こうして西洋医学に限界を感じていたときに出会ったのが「代替医療」でした。
西洋医学が明らかに優れている領域もたくさんあります。ですからその西洋医学との適切な補完関係を築くことが、私の目指す代替医療です。
それがまた、患者さんにとってとても大切なことと思います。
代替医療が現代西洋医学との適切な補完関係を築くことができれば、より良い医療が提供できると信じています。

医療レベルのサプリメントが
前置きが長くなりましたが、私の行う代替医療で中心的な役割を果たすのはウイズのクリニカル・サプリメントです。サプリメントを採用している理由を簡単に述べておきます。
サプリメントという言葉自体が定着していなかった頃は、健康食品や栄養補給食品と呼ばれ、ビタミン剤などを健康維持・増進のために飲むというのがサプリメントの役割と思われてきました。
しかし、近年その役割は、疾病の予防や改善、治療の補完、アンチエイジングや長寿といった具体的な目的を持ち、広く摂取されるようになってきました。
代替医療を認定する正式な定義はないが、私は個々の人に最適な医療を提供する、「パーソナル・メディシン」であると思い、長年、治療活動をしてきました。
医療は、より元気に、より健康に、より幸せに生きるための道具だと思ってきました。道具は選び方と用い方次第です。効果的に働くこともあれば、道具そのものに振り回されてしまうこともあります。
同じ治療をしても治り方が違い、人って一様じゃないんだなというのは多くの経験を積み感じてきました。人は遺伝的にも環境的にも、一人ひとり異なるので、医療は一律ではなのです。
ですから患者さんにとってどのサプリメントが合っているか、患者さんにとってどのサプリメントが適切かどうかの判断が一番大事なのです。と同時に一番難しいことなのです。

予防と治療に繋がるサプリメントが
私は、ウイズのクリニカル・サプリメントを、予防と治療の補助・補完という2つの目的で使用しています。
予防においては、患者の心と身体の両面から包括的にニーズを満足させるために、主にマルチビタミン アンド ミネラル プラス EX-Sを使用しました。食品からは摂取が難しくなっている必須ミネラルやビタミンを簡単に摂取することができることは、有用性が高いと言えます。
一方、治療の補助・補完においても、ホメオバイタルQ-10 EX-Sやレディース アップ EX-S、ベストサイト EX-Sを使用しています。
副作用のない治療や、治療のよりよい効果を引き出す上でも大きな効果を上げています。
この12年の間にもサプリメントの安全性や有効性、薬や治療との併用に関する研究も広く行われ、エビデンスの構築も進んできました。そして今後は医療現場において、ますますサプリメントを活用することが多くなると思われます。

よく医師の友人仲間から、「なぜ、サプリメントを取り入れてるの」とよく聞かれるのですが、それは「病気の予防や治療に繋がるから」と答えます。この考えを取り入れ、この考えを元に開発された、ウイズのクリニカル・サプリメントは私の治療をサポートしてくれます。
疾病の多くは、単体で何か一種類のビタミンやミネラルだけが欠乏しているということはないので、複合的にビタミンやミネラルを補うことが大切です。
ウイズのマルチビタミンはその点で最高なマルチビタミンです。必須ビタミンやミネラルをバランスよく配合し、更に肝臓をケアするメディカルハーブ成分が3種類も配合されています。このサプリメントを摂取することで、脳や全身の栄養バランスが整い、慢性疲労などの病気の回復に寄与しています。
医師である私が扱うサプリメントの条件は、まずは、原料の生産から製造管理まで一貫したフォロー体制がある製品であること。同じ素材でも、産地や時期によって機能性成分の含有量やクオリティーに違いがあるので、その管理体制がしっかりできていること。
そして安全性、有効性についてのエビデンスデータがあることが重要です。
また、その効果がどのようなメカニズムで得られるのかが明確であることも大切なことです。
サプリメントは薬ではないということを念頭に置き、個々人にあったものをドクターが選択してゆく時代が到来したと言えます。

安全と効果が実証されているサプリを
最近、「栄養補助食品」、「サプリメント」、「機能性食品」を含め、健康に対する関心が急速に高まり、実際に日常生活で、さまざまなサプリメントを摂っている人々が年々増え続けていると言うデータがあります。
サプリメントを摂るまず第一の理由は、単に健康でありたいという人間として当然の願いです。生活習慣病(がん・心筋梗塞・脳卒中など)を避けるには、食生活を含めたライフスタイルの見直しが必要になったことは事実です。

第二に健康食品市場の拡大があります。2000 年には1.3 兆円の市場規模に拡大したといわれる健康食品市場。このブームには、マスコミや各メーカーの戦略も影響しており、食品メーカーはもちろんのこと、製薬会社やビールメーカー、フィルムメーカーなどにより、たくさんの健康食品などが開発され、コンビニやドラックストア、スーパーマーケットに並べられてきました。人々は、簡単に健康栄養食品を手に入れることができる環境になりました。
このように健康に対する意識は高まり、サプリメントも比較的安易に求められます。ところが、中には氾濫する情報に溺れ、折角のサプリメントが体を壊す結果を招いている方もおります。

自然治癒力を高めるサプリメント
実はもう一つ、自分がやっていた医療に限界を感じるきっかけがありました。
私がクリニカルサプリメントを知ったのは、自身のむち打ち病を治すためでした。
実は、むち打ちは、今の医療の中では治療方法がはっきりしない病気で、当時の医師は言葉を濁し、牽引をすすめるぐらいでした。
私も医師ですからむち打ちの治療には、筋肉の表層から深層にいたるまでの筋肉全体の回復や、筋肉、関節、神経、血流を含む全身のバランスを整え、自律神経のバランスを整える事が必要なのだ程度の知識と 経験はありましたが、結局、対症療法(痛みに対して痛み止め)しかないので根本から治ることはないと思っていました。
その時巡り会ったのが「ホメオバイタルQ-10」でした。筋肉、関節、神経、血流を含む全身のバランスを整え、自律神経のバランスを整えることができるサプリメントでした。摂りはじめてから3ヵ月ぐらいから慢性化していた痛みがとれ、半年ぐらいですっかりむち打ちから解放されました。
薬は、ある限局したところに作用しますが、ほかの細胞まで傷つけてしまいます。よく考えてみれば当たり前の話なのですが、治療にしか目を向けていなかった自分に衝撃を与えました。
この出来事から、対症療法をベースとする西洋医学から代替医療について深く考えるようになりました。
自然治癒力を高めるためには、栄養が必要不可欠であると知り、ホメオスタシス(恒常性の維持)を高めることが必要だと思い知りました。

エビデンスベースドサプリ
日本の医師の多くは、栄養やサプリメントについての知識が浅く、臨床データと論文にないものは信じることができないと言います。
臨床実験や治験は医薬品だけであり、当然サプリメントには実証がないと思い込んでいます。勿論、食品のため、薬と違って副作用はないことは分かっていますが、自分達にはっきり安全性が見えないサプリメントに不安を感じているようでした。
薬づけの医療、寝たきり老人が世界一多い国、そして長寿国家。はたしてこれでいいのだろうかと疑問をもった私は、予防医学の観点から(病気にならない、寝たきりにならない)サプリメントを研究しました。そしてウイズのように確かなエビデンス持つサプリメントを知りました。

 さらに、「ウェルネス」から「オプティマルヘルス」という新しい健康観が主流になっていることを知りました。オプティマルヘルスとは、心身ともに生き生きとしていて、人間として最高の健康状態であることを表し、その年齢時点での最高の健康状態を表している言葉です。そのためにはサプリメントも積極的に摂ろうと考えているようです。
単なる「ヘルス」という考え方を基準にするのであれば、栄養所要量に準じた量を摂取すればよいでしょう。しかし、人間として最高の健康状態を求めるのであればサプリメントの摂取は100%必要不可欠であり、最良の方法なのです。法規制が緩いため、当然粗悪なものも市場に出回ることもあると思います。
製品の表示について正しく知り、見極める力も必要になりますが、まずは、正しく活用するためにサプリメントとは何かを知ることと摂取する目的をはっきりさせることです。
決して、流行りやブームで摂取するものではないことを承知してください。

自 己責任で「健康」を管理する時代
自分の体は自分で守るという自己責任の時代へとシフトすることがはっきりしている現況です。医者や健康アドバイザーに聞かなくてもネットが教えてくれる時代です。
情報を見極めて検索するのも自己責任です。便利であるが、使い方を間違えると落とし穴もあります。サプリメントについては、間違った考え方や選び方や摂取方法などにより、本来は健康を維持・増進するものが、逆に健康被害に遭うということも懸念されます。そうならないためにも、栄養とサプリメントの正しい知識を持つことが必要です。

自己責任の時代が来ているのにも係わらず、自分自身が変わることには眼中になく、薬や他人の力に頼って病気を治そうとする傾向が、医療のいたるところでみられます。テレビ番組でも、これさえ食べれば健康になると言わんばかりの、短絡的な情報に人気が集まります。健康に悪いことを山ほど続けながら、夢の新薬や遺伝子治療に頼り、病気になれば医師に治してもらおうとする態度は、生活習慣病への対処として明らかに誤りです。

本来人間が持っている機能(ホメオスタシス)を正常に保ち、細胞の活性化と免疫力を最大限に生かすことができれば病気は減り、人々は癒され、世の中は明るい兆しへと向かいます。
クリニカル・サプリメントを愛用している人々が健康を取り戻し、本来もっているパワーを発揮し、更なる喜びと豊かさであふれることを願っています。