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芦原紀昭医師の『臨床の現場から』 冬。最高の”予防薬“はホメオとマルチ

更新日:2018/02/20

怖い「ノロウイルス」や「インフルエンザ」にかからないために

毎年冬を中心に多くの感染者を出すノロウイルス。本年第4週の感染性胃腸炎の報告患者数が,国立感染症研究所感染症疫学センターが示している警報継続基準値を下回り、警報解除した自治体も出ています。ただ、例年1~3月に小さな流行が再度来るので、油断は禁物との意見もあります。また、インフルエンザで全国約5千カ所の医療機関を受診した患者数が、昨年12月中旬の10倍以上に増えていて、警戒を呼び掛けていました。そこで、今回は「ノロウイルス」と「インフルエンザ」についてお話しします。

集団感染を引き起こすこともあるノロウイルス。平昌五輪でも選手が感染するという出来事が起こっています。ノロウイルスは乳幼児から高齢者に至る広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。この感染症は11月から3月の、主に冬季に多発しますが、年間を通して患者は見られます。
感染から発症までの時間は、24~48時間で、主症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度(37~38℃くらい)です。
症状は通常であれば1~2日ほど続いた後、治癒します。また後遺症が残ることもありません。
ノロウイルスには有効な抗ウイルス剤はなく、通常、対症療法がおこなわれます。
特に、免疫力の低い乳幼児や高齢者は、激しい嘔吐や下痢による脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を十分に行うことが必要です。脱水症状がひどい場合には、病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。インフルエンザの潜伏期間は、通常1~2日ほどであり、その後突発症状が現れるのが特徴です。悪寒、倦怠感、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、合わせて、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
これらの症状は通常2~3日続きますが、場合によっては5日を超えることもあります。
インフルエンザの治療は、いかに正確に、素早くウイルスを攻撃できるかがカギとなりますが、免疫力が弱い高齢者や乳幼児の場合は、肺炎や脳炎などを併発することもあり、最悪の場合は死に至ることもあります。ワクチンと抗ウイルス薬を使用し、かなり治療効果を挙げていますが、それでもインフルエンザによる死亡をゼロにすることは出来ていません。

ノロウイルスやインフルエンザの予防としては、うがい、手洗いや消毒、マスク、人ごみを避けるなどの対策が基本となります。
しかし、最大の予防法は、「体の抵抗力(=免疫力)を高めておく」こと! 年末年始や決算期は色々な行事が重なり疲れが溜まりますが、疲れにより免疫監視システムが乱れます。そしてストレスが自律神経の乱れを生み、ウイルスと戦うリンパ球などの白血球が低下して免疫力が下がります。
では、免疫力を高めるためにはどうしたらよいのでしょうか?
それは「マルチビタミン&ミネラルプラスEX-S」と「ホメオバイタルQ-10 EX-S」を毎日摂取することです。
しっかりした基礎体力(栄養力)の上にホメオの機能性成分を加えた「抵抗力(=免疫力)にあふれた高いレベルの健康」を手に入れておけば安心です。ホメオやマルチビタミンには、抗菌・抗ウイルス効果もあり、普段から「栄養素」や「活力」をバランスよく摂れる製品です。
家庭の守り神(予防薬)として愛飲し、この冬も元気にお過ごしください。