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小林製薬の「紅麹成分」による健康被害によせて

更新日:2024/04/02

小林製薬が3月22日に自主回収を公表し、その後3月27日に「厚労省」「農水省」「消費者庁」が連絡会議をスタートさせました。行政の介入により、進展が早まると思います。
今回の問題となっている「紅麹菌」に由来する成分は、「サプリメント」のみならず「食品全般」「化粧品」など、私達の生活の身近な所で広く使用されている成分です。
それ故に反響も大きく、風評が拡大しております。
早く原因が究明されて、被害の拡大が終息をしている事を願うばかりです。

私が一番お伝えしたい目的であります、皆様にとりまして一番関心の有る事項についてご説明申し上げます。
○ウイズの全製品には、小林製薬の紅麹成分は一切使用されておりません。
○また、他社製品を含めて「紅麹」の成分は一切使用いたしておりません。

どうぞご安心ください。

ウイズ創設以来21年が経過いたしますが、今回の様な問題は、今までも数多く繰り返されて来た様に思えます。
その根底にある原因は、製品の開発に当って、主眼が「売れる商品」「売り易い商品」にあるからだと思います。その事によって一番大切な「安全」が見落とされる事になる訳です。
これはあくまでも私の憶測ですが、今回の事例からも同様の事が見て取れます。
「紅麹菌」には沢山の有用成分が有り、その中の1つ「モナコリンK」にはコレステロール値を下げる働きが認められています。
一方でその中に有毒物質の「シトリニン」も検出される事が有ります。
キャッチコピーとして、コレステロール値を下げる事を標榜した商品だった訳ですが、一方で何かしらのトラブルの原因となるリスクが有ったのかもしれません。
改めて「安全」を第一にした製品の開発の重要性を痛感いたします。

ウイズ創立当初(平成18年1月)18年前に高原先生(ウイズ製品の開発者で当時はメーカーの開発責任者でした)が、「優れた製品をつくるためのウイズルール」を寄稿してくださっています。

『ラボ(研究室)からの独り言』 優れた製品を造るためのウイズルール

ご参照いただき、ウイズ製品の「有効である事」、そしてその根底にある「安全である事」。この2つの思いをお伝えできれば幸いです。
最後に、今回の出来事を他山の石としてに改めて襟を正して、今後共開発に取り組んで参る事をお約束させて頂きます。
永年のご愛顧に心よりお礼を申し上げます。 どうぞお元気でお過ごし下さい。

ウイズ株式会社   
代表取締役 高田 善昭